JIAの連続環境講座(最終回)にやってきました。会場はキマド株式会社さん(富山市)です。講師の中村勉先生のお話はとても勉強になった、と言うより勉強すべき糸口を教えていただいた感じです。講義テーマである「全ての建築をゼロカーボン建築として設計する」の『ゼロカーボン』の定義ですが、住宅においては、省エネルギー基準を満たしているだけでなく、使用されるエネルギーは再生可能エネルギー(風力、太陽光、水力、バイオマス、波力等)によって賄われなければならない。つまり、化石燃料(石油、天然ガス、石炭)ではダメということらしいです。ゼロカーボンという言葉自体は「二酸化炭素排出をゼロにする」ことなので、ちょっとややこしいですが、「今日は車に乗らなかった」とか、「さっき3分間息を止めた」とかは関係ないようです。ややこしい言葉の意味はさておき、知識の学習の必要性を強く感じました。