きのうは柚子湯に入って、お肌つべつべです。さて、『ニッポンのサイズ(講談社文庫)』を読みました。度量衡の「どりょう」くらいまでは既知のことが多く、買うまでもなかったかと後悔し始めていましたが、後半の時刻、暦の話がとても面白く…。一刻(イッコク)と一刻(イットキ)の違いは?グレゴリオ暦の4種類の大小の月、旧暦の2種類の大小の月とは?赤穂浪士の討ち入りは12月14日ではない?そして、精密なグレゴリオ暦に対しての旧暦の長所とは…等々、興味深い内容で楽しめました。冬至の柚子湯が毎年ニュースになるように、日本人は季節を感じてたいんでしょう。