2013/6/12 00:03AM

2013年6月12日 「骨つり」

写真とは関係ないですが、昨日の深夜にサッカーを見るつもりでつけたテレビで、落語の『野ざらし』をやっていて、ついそっちを見たのですが…。同じ題材でも上方落語では『骨つり』といって、僕がCDでいつも聞いている桂米朝の『骨つり』のほうが、やっぱり面白いですねー。幽霊が訪ねてくる場面が『骨つり』ではリアルタイムなのに、『野ざらし』では昨晩あった話として話すだけだし(これはテレビの時間が短かったからかも)。この頃の落語家は、今の人に分かり易いように話そうという遠慮もあるんでしょうか。米朝落語では、一気に江戸や明治に、場所と時間と時空を超えて、連れて行ってくれるのが魅力です。