打合せの帰り道、下山芸術の森の展望台から舟見山を眺めています。さて、こないだBSで関根勤さんがお勧めしていた「イニシエーション・ラブ」を心に「いにしえ(古)、いにしえ」とメモし、それを忘れずにいたので読んでみました(文春文庫、乾くるみ)。ミステリー本中級者の僕は、これは…とみせかけて、実は…のパターンだな、とそこまではすぐ分かったのですが、○○○が△△△△になっているというキモの設定には気付けなくて、楽しめました。で、読後に見つけた解説サイト「ゴンザの園/謎解き『イニシエーション・ラブ』」が、ウィキペディアよりもスゴいと思わせるほど詳細で、素晴らしく面白かったです。こちらのおかげでスッキリできましたが、検索した中で指摘されている人が多かったように、僕も初○○の時に実は△△△△したばかりなのに□□のふりをして、それに男の方が気付かないという設定はさすがに無理だな~、と感じました。