中学校の卒業式に出席し、PTA会長として祝辞を読ませていただきました。前段の一般的な謝辞の後、さて、と自分の言葉で若者へのメッセージが始まり、ちょっと調子が出て来たかなと思ったのもつかの間、あっと言う間に終わってしまいました。祝辞を仕舞うのにがさがさやるんですが、手こずらないとしてもちょっと間が開いてしまいます。それが生徒の送辞・答辞では言い終わると同時に合唱がバーンと始まるという、感動的な演出がされています。伝統ある合唱コンクール(僕の卒業直後に始まった)の時も、ものすごくうまい!と感動したものの、意図的に体を大きく動かしていることが唯一残念だったのですが(あれはブレーキを掛けていることになる)、今日は式典なので体は動かさず、絶対このほうがいいと確信する程、腹の底から魂の塊がドーンと響いてくる素晴らしい歌声でした。