一昨年までは合唱団の一員として出演していた「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月」ですが、今年は聴衆としてやって来ました。時折晴れ間がのぞいたり、急に激しい雨が降ったりする天候で、総湯のベンチで雨宿りしていると、「こちらの素敵な男性にお話を伺いましょう」と地元のラジオ局からインタビューを受けました。おそらくインタビューアーには僕が都会人に見えたのでしょう。きっと(モーツァルトが大好きで、この音楽祭を楽しみに東京から来ました。きのうは温泉に泊まり、今日は最後まで聴いてから新幹線で帰ります)みたいな回答を期待していたに違いありません。「入善からです」と言ったとたんテンションが下がり、内容の浅い受け答えで終わってしまいました。それはさておき、ホールでのスペシャルコンサートを含む、色々な演奏形態のモーツァルトを堪能しました。会場の一つ「宇奈月杉乃井ホテル」のロビーからは、新旧の山彦橋がちょうど並んで見えます。