今朝新聞を読んでいるとテレビ欄のNHK夜10時台に目が留まり、今晩の新年会、一青窈のSONGSまでには戻ろう、落語ザムービーは途中になってもいいかなと計画を立てましたが、宴もたけなわな頃、偶然にも「落語ザムービーまでには帰る」と言ってる人がいて「あれ面白いですよね~」と盛り上がったので、僕も間に合うように帰ってきました。で、まさかまさか、まさかの「けんげしゃ茶屋」の映像化です!桂米朝のCDで百回くらい聴いてきましたが、まさかこれが映像化できるなんてビックリです。この噺、大店の旦那のぶっ飛んだ茶屋遊びの顛末が語られ、前段と後段に分かれています。後段は新しく通うようになった茶屋での出来事で、サゲがおとなしい以外はここもかなり面白いのですが、なぜ馴染みの茶屋には行けなくなったかを旦那が道端で幇間相手に立ち話する前段のほうが、爆発的に面白いのです。で、映像化は無理だろうと思った理由もこの立ち話の内容にあるわけですが、ほぼごまかしなしでの映像化、いや~素晴らしかった。