金沢海みらい図書館を訪れました。とにかく丸窓、というか壁に穿たれた丸穴です。一つのアイデアを全体で通すのは単純なようで、単調にならないよう、穴の大きさ・並びの違いによって絶妙なリズム感を生み出しています。で、日射調整はどうしているのか興味があったのですが、穴の内部側に後付けっぽいアクリル板が部分的に張ってあったので、そこはそうなんだ、という感じです。その内部空間、吹き抜けの一般図書コーナーは天井が高くても偉ぶった感じはせず、スケール感のない不思議な感じ、まるでクジラのお腹の中のよう(行ったことないけど)です。不思議な感覚がすぐに消えると、ただ優しい光に包まれているようで、本を読むにはとても落ち着いた雰囲気に感じました。