去年の11月頃、とあるホールのインフォメーションで“現代のベートーヴェン”というコピーが目に飛び込んできて、知らない人だし名前も読めないけど、チラシだけは持ち帰り、その日からずっと事務所に貼っていました。年暮れにSさんが「この人すごく人気があって、テレビでもやってた」と教えてくれたので、機会があったら聴こうかなと心にメモし、ついにその機会が来ました。例のニュースの日です。チラシ取っちゃおうかと思ったものの思い直し、ずっと貼ることにしました。本物とは何か、物作りとは何かを考える際の戒めとして。…それはウソで、ホントは単なる話のネタとして。