吉田類 著『酒場詩人の流儀』(中公新書)を読みました。これまではBS-TBS「吉田類の酒場放浪記」での飄々とした感じしか知らなかったので、意外にも、地に足が着いている硬派な感じや、命への愛情溢れる言葉に触れ、ますますファンになりました、あんなことがあったにも拘らず…。それは撮ってあった「酒場放浪記」の一場面、松が峰教会を訪れた吉田さんがトレードマークのハンチングを取るじゃあないですか(初めて見ました)。僕の勝手な想像と違って、髪がふさふさしてます。憧れてたまにハンチングを被る僕としては、なんだかとても裏切られた気がして…。